2020年度 議長所信表明

2020年度 業種別部会連絡会議
議長 山本 莉那(東京)

【スローガン】

【芝蘭結契】
「~芝蘭の友~多業種の友との出逢いが力になる」

 1949年、明るい豊かな社会の実現を目指し、責任感と情熱を持った青年有志により東京青年商工会議所(商工会議所法制定に伴い青年会議所と改名)は設立されました。また、1951年には全国各地の青年会議所メンバー同士が力合わせ共に向上していこうと、全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所が産声を上げました。
 明るい豊かな社会を築き上げるために必要なものは何なのか。責任感、情熱と言ったパッションを持つと同時に、明るい豊かな社会づくりをするためには、ビジネスも必要不可欠です。2019年には、業種別部会連絡会議には、青年会議所メンバーが立ち上げた38の多業種部会が集うようになりました。その業種を見ると、過去、日常、未来の私たちの生活に不要な業種は何一つとしてありません。
 そして、国連が推奨し、2019年度より日本青年会議所でもメインテーマとして挙げているSDGs。このSDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。この17のゴールを目指すためにも、ビジネスの発展は大きな役割を担います。農業・水産業が発展しなければ飢餓が無くならない。教育業界が発展しなければ、教育の向上に繋がらない。建設業界・ビルメンテナンス業界が発展しなければ安心して住み続けられる街で生活することが出来ない。例を挙げれば切りがありません。
 産学官民全ての業種別部会の集合体である我々業種別部会連絡会議の担い。それは、明るい豊かな社会づくりが出来るような素晴らしいビジネスの機会をメンバーの皆様に提供させて頂くということです。それは日本国内だけに限らず、世界中のJCI メンバーにご提供できるものだと考えております。
 私の好きな言葉の一つに、【芝蘭結契(しらんけっかい)】があります。芝蘭とは、レイシとフジバカマを指しており、共に香りが良い草であり、性質・才能・人徳に優れた人の例えとして用いられます。このような人材が結束して約束(=契約)すれば、それは大きな力に変わります。JCメンバー同士だからこそ、互いを信頼し、より結束力を強固にし、良きビジネスに繋げながら、生涯付き合える芝蘭の友を作り上げることが出来る、そのようなご縁を作る機会を皆様にご提供することをここに誓います。

【事業計画】

  • 公益社団法人 日本青年会議所への支援団体としての支援、協力
  • 本会事務局との連携を図り、登録商標等申請窓口業務・各部会入会問い合わせ対応
  • 業種別部会連絡会議の広報・本会と連携した会員拡大の強化
    (ホームページ及び業種別部会連絡会議手帳の作成)
  • 本会各委員会、会議体と連携し、業種別連絡会議の活動及び組織の強化
  • 各部会間の情報交換
  • 業種別部会連絡会議の全体事業・合同事業の開催
  • 新たな部会設立に向けた支援協力