2019年度 議長所信表明

2019年度 業種別部会連絡会議 議長 小林 望の顔写真

2019年度 業種別部会連絡会議
議長 小林 望(西宮)

【スローガン】

「Social Change」
「和を以て貴しとなす」 日本の資源を掘り起こせ

【運動理念】

わが国では聖徳太子の時代から「和」と言う言葉が広がり、日本における「和」の精神は多くの日本人が持つ特性と言っても過言ではありません。元来、農耕民族で隣人と協力し合いながら生きてきた日本人は、争い事を好まず、敵対する事を避け、共に仲良くしていこうという考えを持っている平和を願う人種です。日本人の「和」の精神は、謙譲の美徳として世界に誇れる人格なのです。日本には資源が少ないと言われていますが、日本には目に見えない資源があります。それは、「和」の精神が根付いた日本の人財という資源です。第二次世界大戦以後から現在に至るまで人口は数倍に増え、世界では食料問題や環境問題等の課題を沢山抱えており、国際連合(United Nations)においても2030年迄の間に地球規模で協力し合い解決して行こうと「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)を掲げ運動を展開しています。世界が抱える様々な課題を解決へと導く為には、我々が率先して行動し社会問題を解決していかなければなりません。

本年は、業種別部会連絡会議が主軸となり、各部会が産学官民との「和」を太く結ぶ新春賀会を開催します。産学官民が連携することにより、業種別部会連絡会議が全国の産業を取り巻く団体として他団体との繋がりを構築し新たな価値ある産業団体を目指します。それによって、国と産業が連携された運動や、大学の知識が共有された産業の発展や、社会に入る前の研修や雇用創出等のボトムアップも期待できます。また、NPOやNGO等の諸団体と連携することで地域の課題が見え、民間との連携は運動の展開にもつながります。そして、新春賀会では、今まで各業種別部会の中でしかなかった繋がりを、会員一人ひとりの垣根を超えた交流を可能にし、会員の更なるビジネスの発展に繋げます。

そして、日本青年会議所と共同し、持続可能な社会を発掘する、ソーシャルイノベーションアワードを開催することで、近隣諸国と様々な知識の交流を図り、相互理解を深めることで同じ地球市民として、課題解決に向けて進んでまいります。そうすることで業種別部会連絡会議を産学官民が繋がった産業団体として確立し、近隣諸国の産学官民と「和」の精神を持った我々が民間外交を成し遂げ、ビジネスという観点で全国の青年会議所の運動の根源になり、世界に開かれた産業国日本を目指します。

【事業計画】

  • 公益社団法人 日本青年会議所への支援団体としての支援、協力
  • 本会事務局との連携を図り、登録商標等申請窓口業務・各部会入会問い合わせ対応
  • 業種別部会連絡会議の広報・本会と連携した会員拡大の強化
    (ホームページ及び業種別部会連絡会議手帳の作成)
  • 本会各委員会、会議体と連携し、業種別連絡会議の活動及び組織の強化
  • 各部会間の情報交換
  • 業種別部会連絡会議の全体事業・合同事業の開催
  • 新たな部会設立に向けた支援協力

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